What's new
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2025.9.25
藤枝弘記さん(M2)が令和7年度日本水産学会秋季大会(広島)でポスター発表しました。
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2025.8.4
Publicationsを更新しました。
小川颯士さん(D1)らによる研究の成果です。
鰹節の発酵を模した培養系を使って、鰹節カビが抗酸化物質を産生することを明らかにしました。
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2025.7.15
武馬聖二さん(M2)がAmerican Society for VirologyのAnnual Meeting(モントリオール)でポスター発表・ショートプレゼンテーションしました。
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2025.6.3
Publicationsを更新しました。
武馬聖二さん(M2)らによる研究の成果です。
鰹節由来の真菌に感染しているAspergillus sulphureus partitivirus 1というウイルスの性状を解析しました。
研究室の概要
当研究室の研究目的は水圏生物が生産する低分子化合物の有効利用で、大きく2つの研究テーマがある。
1. 有用物質の探索研究
下等生物には、その生物における機能が十分解明されいない化合物が種特異的に含まれことがある。そのような物質は二次代謝産物と呼ばれ、ペニシリンなど医薬品として利用されているものが多い。海洋生物にも様々な二次代謝産物が含まれる。海洋生物から有用な化合物、特に制がん作用を示す化合物を発 見することを目標としている。
2. バイオ・エネルギー源としての水圏生物
淡水に生息する緑藻には、著量の炭化水素を生産し細胞外に放出する種がある。この藻類を効率的に増殖させ、培養によるエネルギー生産に寄与することを目的に研究を行っている。具体的には、緑藻Botryococcusの細胞内でどのようにして炭化水素が生産されるのか、その分子機構の解明を行っている。